肩こり

この肩こりは国民病の一つであり、一般的に大人の方なら大抵の方は経験がありますよね。最近では小学生でも肩こりを感じる人が多いと聞きます。

 

そんな中でも今までは肩こりと無縁で、肩こりを感じなかった方も中にはいらっしゃいます。

 

では、大抵の方が感じている肩こりを経験する方と経験されない方との違いとは何でしょうか？

 

今回は、女性でしかも出産後に肩こりを経験するようになった方についてお話ししたいと思います。

 

今まで肩こりがなかったのに出産後にすごい肩こりを感じる。肩だけでなく頭痛もする。

 

そんな女性の相談をよく聞きます。

 

もともと肩こりとは僧帽筋といわれる筋肉の硬直が原因と一般的に言われています。

僧帽筋とは肩と首との間の筋肉で揉まれると気持ちのいい部分です。

 

重力によって腕が地面に引っ張られ,その腕の重みに耐えるために僧帽筋が収縮することによって筋肉の硬直がおこる。

 

ですが、僧帽筋の硬直だけが肩こりの原因とは思いません。

 

なぜなら、僧帽筋の硬直で肩こりを感じるならもともと筋肉量が少ない女性は、みなさん肩こりを感じるからです。

 

むしろ、僧帽筋よりも背骨の歪みが大きく影響しています。

 

特に肩甲骨付近の背骨の歪みは肩甲骨の動きを制限します！

 

その結果、頭の重みや肩の動きに制限が生じ、肩こりはもちろん肩が上がらないや痛みを引き起こす要因になってきます。

 

出産後の肩こりの原因もこれが大きく影響していると思います。

 

こんな経験はありませんか？

出産後、お子さんを抱っこするときに。腰に子供を乗せ、歪んだ状態で掃除機などをかける。

 

抱っこひもが片側の肩だけに掛かっている。

 

外出時に子供の着替えや哺乳瓶など子供の荷物を片方の肩に掛けている

 

抱っこの時は必ず同じ方向の肩

 

などなど、生活していると色々な場面がでてきます。その時に肩甲骨付近の背骨は簡単にズレてしまいます。

 

その結果、今まで肩こりを経験していなかった女性でも肩甲骨付近の背骨がズレてしまい肩が凝った状態になります。

 

その肩が凝った状態は筋肉の硬直です。

 

そんな時に真っ先に思いつくのがマッサージですが、実はマッサージでは解決しません。

 

確かにマッサージを受けるとその時は非常に気持ちがいいですよね。

 

ですが、今回のコリの原因は肩甲骨付近の背骨のズレ！

 

これはマッサージでどうにかなるものではありません。

 

原因がわかっている以上、肩甲骨付近の背骨の矯正が必要です。

 

正しい位置に背骨が戻ればコリは解消されます！

 

また、矯正した後も再び同じ条件での生活はまた同じ症状を繰り返します。

 

ですので、必ず矯正と運動（筋トレ）はセットで行いましょうね

 

背骨の歪みは取れてもそれを維持するのは肩甲骨周りの筋肉ですからね